【お口のニオイが気になる!】口臭の対処法

口腔ケア

友達に口がくさいって言われちゃった・・・ショックだ💧

口の臭いって気になるのよね。自分の口が臭ってると思うと人前で話すときに自信をもって話せなくなっちゃうもの。

口臭の原因はいろいろありますが歯周病になっていたりお口の中が汚れていることが原因なことが多いです。今日は口臭の対処法についてお話します。

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口臭の種類

国際口臭学会が口臭の分類を決めています。

口臭症の国際分類
真性口臭症生理的口臭
病的口臭口腔由来の病的口臭
全身由来の病的口臭
仮性口臭症
口臭恐怖症

検査などで実際に臭いのある真性口臭症、臭いのない仮性口臭症、精神的原因が考えられる口臭恐怖症に分類されます。

生理的口臭

病気などがなくお口の汚れが原因の口臭です。

朝起きたとき、疲れているとき、緊張でお口が乾燥しているとき、ホルモンの関係、加齢によるものもここに分類されます。

病的口臭 口腔由来のもの

歯周病が原因となる口臭です。

歯周病菌が出すガスによって臭いが発生します。

これについては後で詳しく説明します。

病的口臭 全身由来のもの

全身疾患によっては口臭の原因になります。

原因臭い
呼吸器系(肺がんなど)肉の腐った臭い
消化器系(胃がんなど)肉の腐った臭い
耳鼻咽頭系(咽頭がん、扁桃炎など)肉の腐った臭い
気管支、咽頭、肺のカンジダ感染甘いにおい
糖尿病アセトン臭
肝硬変、肝臓がんアンモニア臭
トリメチルアミン尿症魚臭

これらが原因の場合は全身疾患の治療が必要になります。

仮性口臭症

検査などで臭いの基準値を超えない場合に分類されます。

自分の口臭を気にしすぎている場合です。

自分は大丈夫だ!と気にしないように心がけましょう。

口臭恐怖症

仮性口臭症だがどうしても口臭が気になってしょうがない場合は精神的原因が考えられます。

精神科や心療内科での相談となります。

誰にでも口臭はある!

誰にでもある程度の口臭はあります。

そして口臭は1日の中で変化します。

色々な原因で生理的口臭が発生します。

  • 朝、起きたとき
  • 緊張、ストレスがあるとき
  • ホルモンバランスが崩れているとき
  • 空腹、疲れているとき
  • においの強い食事、飲酒をしたとき
  • 加齢

夜は唾液の量が減ってお口が乾燥するため、朝は口臭が気になる時間帯になります。

長時間食事をとらなかったり水分を摂取しなくても口臭が強くなります。

ニンニクなどにおいが強い食事をしたときや飲酒をした後は口臭が強くなります。

疲労、空腹時にも口臭が強くなります。

これらの口臭は一時的なもので時間が経過したり歯を磨くことで改善します。

また、女性の生理や妊娠によるホルモンバランスの変化、乳幼児期、学童期、思春期から老年期と年齢に特有の口臭もあります。

口臭の原因

口臭が一時的なものでなく全身疾患がない場合はほとんど歯周病やお口の汚れが原因です。

唾液の量が少なくお口が乾燥していても口臭は強くなります。

  • 歯周病になっている
  • 舌苔がついている
  • 歯垢がたまっている
  • ドライマウス(お口の乾燥)

歯周病になっている

歯周病になると歯を支える骨や線維が破壊されて歯周ポケットというものができます。

この歯周ポケットに歯周病菌がどんどん増えていきます。

歯周病菌はお口の汚れや剥がれ落ちた粘膜に含まれるタンパク質を分解することで硫化水素、メチルメルカプタンといった揮発性硫黄化合物というガスを出します。

これが口臭の原因となるのです。

硫化水素は卵が腐ったような臭いメチルメルカプタンはキャベツが腐ったような臭いがあります。

歯周病についてはこちらの記事を読んでください。

舌苔がついている

舌苔

口臭の一番の原因は舌苔であるといわれています。

舌苔とは舌についている白や茶色の汚れでばい菌、食べカスの塊です。

お口の中が汚れている、お口が乾燥している、体調が悪い、胃腸の調子が悪いときに増えやすくなります。

これも歯周病と同じようにばい菌が食べカスの中のタンパク質を分解することでガスを出します。

ドライマスス(お口の乾燥)

唾液にはお口の汚れを洗い流す働きがあるので唾液の量が少なくなるドライマウスになると口臭が強くなります。

ドライマウスの原因は薬の副作用、口呼吸、ストレス、緊張といろいろあります。

ドライマウスの対処法など詳しいことはこちらの記事を読んでください。

口臭の対処法

口臭の主な原因はお口にあります。

つまり、お口のケアをしっかりすることで口臭を予防することができます。

  • 歯科医院での歯周病の治療
  • お家でしっかり歯磨きをする
  • 舌を磨く
  • マウスウォッシュを使う

歯科医院での歯周病の治療をする

歯周病の原因はお口の中のばい菌です。

そして、そのばい菌はバイオフィルムといってばい菌の塊となってお口に生息しています。

バイオフィルムは薬やお家での歯磨きではとることはできないので歯科医院でとり除く必要があります。

歯周病の治療についてはこちらから。

虫歯や歯の根っこに膿が溜まっている場合も口臭の原因になりますので歯周病の治療と一緒に治療していきます。

治療が終わったら定期的なメンテナンスが必要になります。

お口の汚れは時間がたつとまたたまってしまいますので定期的に歯科医院でお口をきれいにしてもらいましょう。

お家でしっかり歯を磨く

歯科医院でお口をきれいにしてもお家での歯磨きができていないと汚れはまたどんどんたまっていき、ばい菌の数も減りません。

歯科医院で歯磨きのやり方を教えてもらってしっかりと磨くようにしましょう。

歯磨きのやり方についてはこちら。

入れ歯がある人は入れ歯もしっかりと清掃してください。

ブラシと洗浄剤をつかって清掃して定期的に歯科医院できれいにしてもらいましょう。

舌を磨く

舌ブラシを使いましょう

舌苔がついている人は舌ブラシを使って舌も磨きましょう。

先ほども言いましたが口臭の一番の原因は舌苔です。

正しい磨き方で舌をきれいにしましょう。

①:口をあけて「アッカンベー」の状態にして舌を前に出します。

②:鏡を見ながら舌の山になっている頂上から後ろから前にむかってブラシを動かします。

③:100g以下の弱い力で2~3回ブラッシングしてお口をゆすぎましょう。

④:③を舌苔がブラシにつかなくなるまで繰り返します。(やりすぎはよくありません。③を10回繰り返すまでにしましょう)

舌は磨きすぎると傷ついてしまうので1日1回朝食後に磨きましょう。

舌磨き→歯磨きの順に行います。(逆だと口臭が強くなることがあります。)

必ず舌の後ろから前に掻き出すように磨きましょう。こすらないように注意です。

歯ブラシをそのまま使うのではなく舌専用のブラシを使うようにしましょう。

清掃効率が悪くなり、固い歯ブラシだと舌を傷つけてしまいます。

舌ブラシはヘラ型、U字型スクレーパー、ブラシ型があります。

ヘラ型、U字型スクレーパーは一見舌苔がとれているように見えるのですが口臭対策ではブラシ型がおすすめです。

ヘラ型とブラシ型で口臭の原因となる揮発性硫黄化合物の変化を調べた研究でブラシ型の方が減少効果も持続時間も上回っていました。

舌を磨くことは大切ですが歯ブラシがおろそかになってはいけません。

舌だけきれいにして歯に汚れが残っていると結局また舌も汚れてしまいます。

舌と歯の両方をきれいにすることを心がけましょう。

マウスウォッシュ(洗口剤)を使う

歯科医院で歯周病の治療をして、お家で歯と舌をしっかりときれいにして「もっとやりたい!」というひとはマウスウォッシュ(洗口剤)を使いましょう。

ただ、マウスウォッシュはあくまでも口腔ケアの補助として使ってください。

お口の汚れはマウスウォッシュだけではきれいにできません。

汚れを歯ブラシや舌ブラシできれいにした後でマウスウォッシュを使いましょう。

マウスウォッシュを選ぶときはクロルヘキシジン配合のものにしましょう。

クロルヘキシジンは

抗菌作用
ばい菌の歯への付着抑制
欧米では口臭、歯周病治療の補助で使われている
効果に研究の裏付けがある

などの特徴があります。

ただ日本ではアレルギーの関係で海外より低濃度のものしかありません。

使用して何か違和感があればすぐに使用を中止しましょう。

口臭外来に行ってみる

上記のことをしてもどうしても口臭が改善しないという方は口臭外来に行ってみましょう。

一般的な歯科医院では歯周病の治療はできますが口臭の検査に必要な機械は置いていないことが多いです。

そのため、インターネットなどで口臭外来があり検査ができるところを探してください。

口臭外来で行う口臭の測定方法には2種類あって

  • 口臭官能検査
  • ガスクロマトグラフィー、口臭測定器

口臭官能検査は歯科医師が患者さんのお口のにおいを直接嗅ぎます。

においの感じ方には個人差があるので2人以上で行います。

もう一つは機械を使って測定する方法です。

口臭の原因である揮発性硫黄化合物(硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド)の濃度を測定します。

硫化水素のみが多い場合は舌苔などの汚れが口臭の原因となってることが多く、生理的口臭と診断されます。

メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドが多い場合は口臭の原因に歯周病が疑われます。

特にメチルメルカプタンが多い場合に口腔由来の病的口臭の可能性が高くなります。

肝機能の低下や薬剤の副作用、サプリメントをたくさん飲んでいると数値が高くなることがあるので担当医には自分の全身疾患の有無や服用薬剤がある場合は忘れずに伝えるようにしましょう。

まとめ

2016年の歯科疾患実態調査では15歳以上の10%の人が「口臭が気になる」と答えています。

測定機による揮発性硫黄化合物の測定を18~64歳に行った結果、口臭の基準値を超えた人は時間帯によって変化しますが6~23%存在するというデータもあります。

大学病院に口臭が主訴で来院する患者さんの1/3が汚れが原因の生理的口臭、1/3が歯周病が原因の口臭、1%が全身疾患由来のもの、残りの1/3は治療の必要がない仮性口臭症でした。

つまり、口臭が気になっている人の30%は自分が気にしすぎているだけで、残りも歯周病やお口の汚れが原因なことがほとんどです。

口臭は歯周病の治療をしてお口をきれいにすることができれば十分予防できるということです。

口臭のもとである硫化水素は青酸ガスほどの毒性をもっており、発がん性の可能性も研究されています。

このようなガスがお口で発生していると健康に何かしらの影響がでてもおかしくありません。

正しい知識をつけてしっかりと予防しましょう!

今日はこれでおしまいです。

おつかれさまでした!

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