姿勢を良くしてお口を育てよう!

小児歯科

歯並びは遺伝などの先天的なものも影響しますが、生まれてからの後天的なものからも影響をうけます。

その中でも重要なのが、「呼吸」「食事」そして「姿勢」です。

この3つは1つだけ優れていてもいけません。

3つのバランスがとれていることが重要です。

今回は姿勢について解説していきます。

普段からの姿勢がどうお口の発育に関係するのか、どのような姿勢をしていればよいのか説明します。

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お口の機能と体の機能の発育は密接に関係している

お口の機能とは、呼吸する、食べる、飲み込む、話すなどがあります。

これらの機能はお口周りの筋肉がうまく連携して活動することにより行われます。

呼吸、食事、嚥下などの機能は生まれる前から備わっているのではなく、生まれた後に少しずつできるようになっていきます。

どのようにできるようになるかというと、お口の機能を繰り返し練習することと、体の運動機能の発達が関係しているといわれています。

つまり、お口の機能の訓練だけでなく体全体を鍛える必要があるということです。

全身の筋活動の中でも「姿勢」の改善がお口の発育には必要になってきます。

お口の発育には体の運動機能の発達が必要。

その中でも「姿勢」の改善は重要!

正しい姿勢は足で決まる!

正しい姿勢を保持するためには足指が重要です。

足指に問題があると足の重心の位置が踵側に下がります。

そうするとバランスをとろうとして背中が曲がって頭が前方になります。

この姿勢を前方頭位姿勢といいます。

前方頭位姿勢だと、下顎は筋肉に引っ張られて後退し、頸椎が曲がり、顔は垂直方向に異常に成長します。

さらに、低位舌や口呼吸も誘発されます。

正しい姿勢でいるためには足指を鍛えなければいけません。

足を床にしっかりとつける足底接地を心がける

踵から足指までしっかりと床につけることを足底接地といいます。

足底接地ができていないと立っているときに左右どちらかに傾いたり、前方頭位姿勢になったりします。

そして、足底接地は座っているときにも関係してきます。

足が床にしっかりとついていることで正しい頭の位置や姿勢を維持することができます。

さらに、胸骨が上がって横隔膜の動きが良くなり、効率よく呼吸ができるようになります。

また、舌骨も挙上され舌も上げやすくなります。

子供の場合は成長によって足のつきかたもかわってくるので台などを使ったり、足の位置を調整できるチェアを使いましょう。

足指を鍛えるにはどうしたらよいの?

では足指を鍛えてしっかりと足底接地をするためにはどうしたらよいかというと・・・

  • 足指のストレッチ
  • 矯正靴下の着用

この2つで足指を鍛えましょう!

矯正靴下の着用

履くだけでストレッチができて足指を鍛えられる矯正靴下を履きましょう。

5本指ソックスになっていて姿勢の矯正や足の筋肉を刺激します。

子供用もあります。

4~7歳用です。

足指のストレッチ

5秒ずつ、ゆっくり行い左右の足で3分ほど行います。

このストレッチにより子供の運動能力、足底接地が改善したというデータがあります。

また、ストレッチ後に鼻が通りやすくなったというデータもあり、呼吸にも関係していると考えられています。

まとめ

今日はお口を育てるための姿勢について解説しました。

はじめにも説明しましたが、大事なのは呼吸、食事、姿勢の3つです。

この3つはバランスが大切なので3つすべてを鍛える必要があります。

呼吸、食事についてはこの記事を参考にしてください。

姿勢と口が関係しているなんて!と思われる方もいるでしょうがとても大切なので実践してみてください。

今日はこれでおしまいです。

お疲れさまでした!

参考文献

実践 早期治療 子どもの育ちをサポートするために 関崎和夫

足底接地、非接地条件下における座位重心動揺の変化 岩坂知治

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