矯正歯科医院の選び方

矯正

矯正治療をしてくれる歯科医院って今はすごくたくさんあってどこに行けばいいか迷うわ。

矯正治療を行っている歯科医院は全国に2万件以上あります。そのなかから自分にあった歯科医院を見つけるのは大変ですよね。今日は歯の矯正をするとき歯科医院を選ぶポイントをお話しします。

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その医院に通院している人に聞く

ネットの口コミを見るのもいいですが実際に通院している人に聞くのが一番信頼性があります。

子供の矯正などは学校での集まりの時などに聞いてみるといいでしょう。

知人で矯正治療をしている人がいればその人に詳しく聞いてみて、よさそうであれば矯正相談で話を聞いてみてください。

有料の歯科医院もありますが、今は多くの歯科医院が矯正相談を無料で行っていますので、ホームページや電話で確認してから来院するようにしましょう。

説明をしっかりとしてくれる

歯科だけでなく医療すべてに言えることですが、しっかりとした説明をしてくれるところを選びましょう。

説明内容としては

  • 今の歯並びの状態、問題点
  • 今後の治療の流れ
  • 治療をすることのメリット、デメリット
  • どのような装置でどのように治療していくか
  • 治療の期間
  • 治療の料金

これらが説明されるかどうかです。

患者さんのお口をみて、歯並びの問題点がわかり、どのような治療をして、歯がどのように動いていくか予測することはきちんと勉強している歯科医師でないとできません。

質問しても答えになっていなかったり、よくわからないようなことを言われるときは要注意です。

メリット、デメリットを説明してくれる

先ほどのしっかりとした説明内容にも書きましたが、治療のメリット、デメリットを説明してくれるところを選びましょう。

歯科医療も医療とはいえ商売ですのでより多くの患者さんに来院してもらい売り上げを上げたいと思っています。

患者さん優先ではなく売り上げ優先の歯科医院は、治療のメリットだけを説明して契約させようとしてきます。

よくあるのは

  • 抜歯をしない
  • 金額が安い
  • 期間が短い
  • 装置が見えない

これらのいいことだけを説明してデメリットを説明しないパターンです。

治療をするかしないかの選択をする権利は患者さんにあります。

無理やり契約させようとしてきた場合は他の歯科医院でも話を聞いてみるといいでしょう。

検査をしっかりとしている

矯正治療は診断がとても大切になります。

診断をするためには必要な検査項目があります。

  • レントゲン撮影(パノラマ、セファロ)
  • お口の写真
  • お顔の写真
  • 歯の型どり

検査をしないでいきなり治療を開始する歯科医院は要注意です。

特に矯正治療で使うレントゲン撮影は特殊なもので、撮影する機械自体がない歯科医院もあります。

検査をして、分析をして、その結果を説明してくれるところを選びましょう。

色々な治療法を提示している

歯並びは一人一人違っていて、問題点も一人一人違います。

その人に合った装置を使って治療をしていきます。

ホームページなどで「すべて〇〇で治療します!」などといっているところは要注意です。

矯正治療は1つの装置ですべて治すことはできません。

何件か他の歯科医院でも相談して治療法を比較してみるのもいい方法です。

自分に合った歯科医院を選びましょう

どれだけ口コミがよく評判のよい歯科医院でも、話してみて「何か違うな・・・」と感じた歯科医院はやめておきましょう。

歯科治療は歯科医師と患者さんとの信頼関係が大切です。

矯正治療は一般歯科と違って治療期間が2~3年と長期になります。

矯正治療は歯を動かすときに痛みがあったり、自分で装置をお口に入れなければならなかったりと少なからず負担がかかってきます。

そんな時に治療している歯科医師に不満や治療計画に疑問があると、うまくいく治療もうまくいかなくなってしまいます。

先ほど説明した項目を満たしている歯科医院はある程度しっかりとしていると思うので「この人に任せよう!」と思える人に治療してもらいましょう。

まとめ

矯正歯科医院を選ぶポイントをまとめると

  • その医院に通っている人に聞く
  • 説明をしっかりとしてくれる
  • 検査をしっかりとしている
  • 色々な治療法を提示している
  • メリット、デメリットを説明してくれる
  • 話してみて自分に合ったドクターを選ぶ

これらのことがいえます。

歯科に限らず病院選びは難しいですが、知識不足だと病院選びに失敗する可能性が高くなってしまいます。

ある程度の予備知識をつけてから相談に行き、話を聞くようにしましょう。

一般的な矯正治療の流れを説明しているので参考にしてください。

今日はこれでおしまいです。

おつかれさまでした!

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